ジャワティコラム
『プロのこだわり Vol.2-2』
DEAN & DELUCA 「ケータリングサービスから学ぶハレの演出」
    目次
  • 1.上質なテーブルウェアで会話の生まれる食卓を
  • 2.ゲストやシーンにあわせたメニューの選択
  • 3.ライブ感の演出
  • 4.こんなお総菜にJAVATEA レッド/ホワイト
  • 5.プロに学ぶ「おうちでハレの食卓」のコツ

DEAN & DELUCAには、プロがつくる「ハレの食卓」を丸ごとおうちへ届けてもらえるケータリングサービスがあるのはご存じですか?
ケータリングというと、大人数のパーティーを想像しますが、DEAN & DELUCAのケータリングは、家族の記念日や親しい友人とのミニパーティーなど、アットホームな会食にも利用できます。4名分から、リーズナブルなお値段で、器やカトラリーなどのテーブルウェアも合わせて届けてくれる、とっておきの素敵なサービスです。

第2弾は、ケータリングチームの山口 豪士さん、高橋かおりさん、シェフの東 良さんに聞いた「ハレの食卓」を演出するプロの技をご紹介します。

上質なテーブルウェアで
会話の生まれる食卓を
__今回、ケータリングサービスをリニューアルされたポイントを教えていただけますか?

山口:「DEAN & DELUCAをご家庭に」をテーマに、お皿、クロス、フォークやナイフのカトラリーまでこだわり、テーブル周りのアイテムを上質にブラッシュアップしました。

__テイストオブマーケットというネーミングはどういうイメージから?

山口:まさにDEAN & DELUCAのお店のイメージです。お惣菜の売り場で、大皿から小皿に取り分けているシーンは、DEAN & DELUCAらしく、お店のサービスそのもの。お客様のご家庭で、それに近い体験をしていただきたいと思い、お料理は大皿でお出しします。お客様同士で会話しながら、分け合いながら、ワイワイ楽しんでいただきたいという思いを、テイストオブマーケットという名前に込めました。

__テーブルウェアは上質でも、かしこまらず楽しい雰囲気なんですね!
ゲストやシーンにあわせた
メニューの選択
__ゲストによってメニューは変わるのですか?

山口:はい。お客様のご要望をお伺いし、ご提案をしています。webやリーフレットにはわかりやすいように一例として、決まったメニューを掲載していますが、メニューを入れ替えることができます。例えば、お子様も楽しめる会にしたいというオーダーをいただいた際には、大人のお食事に加えて、キッズバスケットをご用意しました。

東:お子様が好きなポテトやチキンナゲットを入れ、風船でデコレーションしたり。

高橋:おまけは「クッキーデコレーションキット」。クッキーを自分でデコレーションできるキットです。お店でも大人気の商品です。

__なるほど、子どもが喜んで、しかも子どもだけで遊んでいる時間に大人はゆっくり食事を楽しむことができるのは素敵なアイディアですね!

山口:大人の記念日など特別な食卓の場合は、お料理は大皿ではなくワンプレートでご用意することもできます。
ゲストのお好みで、お料理もカスタマイズします。

東:社内のイベントでお寿司屋さんをやったこともあるので、ご要望があればお寿司を握ることもできます。(笑)

__お寿司は海外のゲストにも喜ばれそうですね!ゲストに合わせたメニューの工夫は他にどんなものがありますか?

高橋:ご自宅にシェフとサービスマンがお伺いするプランでは、例えばご高齢のお客様がいらっしゃる場合お肉を小さくカットしてご提供するなど、レストランと変わらないサービスを心掛けています。

__確かに、ご高齢のゲストへの配慮は大切ですね。
クリスマスや誕生日などシーンにも合わせてもらえるのでしょうか?

山口:はい。クリスマスならホールチキンをまるまる持っていくというご提案もできます。

__チキンはチキンでも、ホールチキンがひとつあるとクリスマスの食卓が、一つランクアップした気持ちになりますよね!
ライブ感の演出
__ケータリングならではの「ハレの演出」はありますか?

山口:ライブ感を見せるっていうところですね。お肉はブロックで持っていって、食卓で切り分けることもあります。

東:ソースもその場であたため、あたたかい状態でお出しします。お肉もラザニアもお持ちする時間に合わせて焼き上げます。電子レンジは、ケータリングでは使いたくないなと。できる限り、ご自宅で仕上げをします。

山口:ケールサラダにはその場でチーズを削ってかけたり。カルパッチョも仕上げは到着してから。できたて、作りたてを召し上がっていただきたいので。さらに、シェフズテーブルでは仕上げだけではなく、シェフが出向いて一から調理します。

__目の前でお肉を切る、チーズを削る、など、テーブルで仕上げるライブ感というのは、おうちでも真似したい、食卓を華やかにするテクニックですね。
ハレの食卓はドリンクにも
手を抜かない
__ドリンクのことも教えていただけますか?

山口:ドリンクも食卓を構成する大切な要素。力を入れています。アルコールでしたら六本木店のワインリストの中からお選びいただくこともできますし、お料理とのマリアージュを考えたアドバイスもさせていただきます。

__確かに、お酒のお好きな方へ選択肢を用意するのは、テクニックですね。

山口:逆のパターンもあって、自宅にある自分の好きなワインを飲むからそれに合わせて料理を作ってほしいというご要望にもお応えします。

__ワインに合わせた料理を用意するのは、素人には難しいかもしれませんが・・取り入れたいポイントですよね!

山口:ノンアルコールドリンクの要望も多くて。テーブルの雰囲気を壊さないように瓶入りのお水を用意していますが、お茶となると、烏龍茶などのペットボトルでのご用意になりがちでした。ワインなどに合わせて、こだわりたかったんです。そんなとき瓶の“シンビーノ ジャワティストレート プレミアムタイプ“に出会って。

ジャワティのプレミアムタイプは、ノンアルコールドリンクでもお酒の席の雰囲気に合わせやすい。瓶入りであることだけでなく、グラスに注いだ際の水色も美しい。レッドはロゼワイン、ホワイトは白ワインのような色合いなのもいいと思います。
料理に寄り添ってくれる味わいだけでなく、見ためもきれいって、他のノンアルコールドリンクにはなかなかないですよね。

__ワインのように料理に合わせられることや、ジャワ産の茶葉の特徴である水色が美しいという点が「ハレの食卓」にマッチして嬉しいです!
プロに学ぶ
「おうちでハレの食卓」のコツ
__自分でも「ハレの食卓」をつくりたい!と思った時に、わたしたちでもできる簡単なコツはありますか?

高橋:例えば料理に合わせる「お皿」。ご自宅にたくさん種類を揃えていなくても、白のお皿を用意しておくと、料理に合わせやすく、使い勝手がいいですね。白を基調に食材の色が入ると、食卓が映えますね。

お皿がそろっていなくても、あえてぜんぶばらばらでも華やかですね。

__なるほど、形が揃っていなくても白で統一するだけなら真似できそうです。

山口:あたたかいものと冷たいものでお皿を使い分けるのもコツです。DEAN & DELUCAのディスプレイでも料理に合わせて器を分けています。

高橋:厚みのあるものはあたたかい料理、薄いものは前菜など冷製のお料理で使います。

山口:それを注意するだけで、ちぐはぐ感がなくなってきますよ。

__料理の温度によって器の厚みや素材を変えるのですね。

高橋:木はぬくもりが出ますね、木のボウルに、色の映える緑のサラダを盛って、その上にフルーツをのせたり。たとえば、DEAN & DELUCAで定番のケールサラダを買って、それに季節のフルーツをのせてみたり。それだけでも、特別感が出ると思います。

__たしかにサラダに季節のフルーツが乗っているとレストラン気分になりますね!

東:葉物はドレッシングなどをかけておいておくとしなっとなってしまうので、テーブルに出すぎりぎりに和えるように。

山口:オリーブオイルやバルサミコやお塩、それにココットを用意して、食卓でドレッシングを作ってもいいと思います。

__先ほど教えていただいた「ライブ感」ですね!

高橋:今日は、テーブルにお花も添えましたが、一輪挿しでも。花瓶がなくても、ワインのボトルや、コップにさりげなくでも。お庭で摘んだお花、木の枝でも映えます。挿すのではなく、横に置いてみたり。

山口:ローズマリーの枝のような食べられる植物を置いても雰囲気が出ますよね。

__いろんなものを用意しないとテーブルコーディネートって成立しないイメージでしたけど、身の回りにあるものでカジュアルでも楽しめるんですね!
外食や旅行に行く機会が減っている今日、特別な日には、おうちの食卓を華やかに、楽しく演出してワクワクできたらいいですね。
そんな食卓に、料理に寄り添う味と水色が美しいジャワティがお役に立てますように。
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